写真や, 殆どのレビューはそこら辺にあるので省略します.
スペック
パネル周りのみ
大きさ | 27型 |
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解像度 | 3840×2160 |
静的コントラスト | 1000:1 |
応答速度 | 4ms (GTG) |
リフレッシュレート | 98Hz(10bit RGB) 120Hz(8bit RGB) 144Hz(Overclock YCbCr422) |
色数 | 約10.7億(10bit) |
輝度 | 600cd/m^2(通常), 1000cd/m^2(ピーク時) |
ローカルディミング | 384分割 |
パネル種類 | IPS |
色域
i1 Display Proで計測. 輝度は120cd/m^2に近い値に調整
sRGBモードはほぼ正確. AdobeRGBカバー率が99%で, 公式ストアの商品詳細に書かれているAdobeRGB比99%は間違っています. 比なら余裕で100%を超えています. DCI-P3カバー率も93%程度で, 比93%ではないですね.
常時HDR運用について
Windowsでは, 設定のディスプレイにある, “HDRのゲームとアプリを使用する”をオンにするとHDR状態になりますが, 同時にSDRコンテンツも明るさを指定した上で表示できます. 実装当初はともかく, 現在はそこそこちゃんとしている?ようです.
その状態で色が白っぽくなる等はなく, 普通のsRGBに近い映像で表示されました.
正確な内部動作はわからないですが, 大方モニターがDCI-P3 100%の色域を前提として, SDRコンテンツはsRGBの色域で表示されるように変換しているのでしょう. 中途半端なHDR対応モニターで白っぽくなるのは, 内部でsRGBに変換された結果, モニター側の色域が狭い故に十分な彩度が出せていないのだと思います.
つまり, モニターがDCI-P3比100%近くないとろくに使えないということになります. このモニターは比で100%を超えているため, HDR状態でもSDRコンテンツがきれいに表示されるのだと思われます. このモニターはAdobeRGB寄りなのでその状態ではクリエイティブな用途には向かないかもしれませんが, ゲームや動画閲覧等には十分でしょう.
Philipsの例の4K HDRモニターは, どちらかといえばモニター側に原因があると思います. 鮮やかさは大丈夫ですがシャープネスが酷いことになっている上調整できないので.
その他
パネルは, tftcentral曰くPG27UQやX27と同じパネルのようですので, 画質等のパネル周りのレビューはそのモニターのを参考にすればおおよそ正しいと思います.